- 2016-05-01 (日) 15:53
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レンズ交換式デジタルカメラの世界では他社製のレンズは
基本的に付かない設計になっています。
例 キャノンのボディにニコンのレンズは不可等
その掟を破って日本のレンズメーカー『シグマ』が
ソニーのボディにキヤノン製のレンズが使えるアダプターを販売。
限定生産で製造終了となり市場在庫限りとの記事を見て
慌てて買ってみました。
実はこのまやかしの術は中華製のあやしいブランドからは
何種類か出ていて実際ダメ元でSTOKというブランドのものを使っています。
しかし、これがレンズによってAFが使えなかったり手ぶれ補正が
使えなかったりと満足できるものではありませんでした。
そこへ信頼のジャパンブランドであるシグマが
そのアダプターを造ったんですから業界では全くありえない
商品でありカメラマニアでは注目を浴びていました。
ただシグマの仕様としては自社製品のキャノン用レンズに限って
ソニーのEマウントに装着できるものであり
その他については動作保証はしませんとのこと。
ところがやはりやっちゃう人がいてシグマのレンズが付くんだったら
純正のキャノンレンズも動作するはずやんということで
いろいろネットにアップされています。
実は私もソニーのα6000というミラーレスを所有しているので
シグマ製であればキャノン純正レンズ資産が
そのまま使えるはずと見切ってのアダプター購入となりました。
で、アマゾンさんから届きました。
シグマ マウントアダプターMC-11です。
左がシグマ製、右があやしい中華製ブランドSTOK。
このSTOKが不安定なアダプターで困っていました。
早速、会社においてある純正Lレンズを中心に動作テストを敢行。
ソニーのカメラにキャノンの純正レンズが普通に付くって、これ凄くないですか。
マクロレンズで試し撮りしたのが下の画像です。
AFはやはり同じメーカー間に比べると合焦までに一往復してからとなります。
若干のストレスがありますが、
まぁメーカー違いのレンズがそのまま使えるなら
しょうがないっかという範囲内かと思います。
手ぶれ補正についてはIS付きのレンズにおいては全部動作しました。
STOKではこうはいかなかった。さすがシグマです。
いろいろとっかえひっかえしてみて分かったことは
キャノンのUSM搭載レンズは比較的合焦も早くつかいものになりますが、
50mmF1.4(マイクロUSM)などの古いレンズは
合焦精度がかなり落ちますので使いものにならない。
シグマのレンズも古い設計のものは合焦が不安定でダメでした。
最新型のArt・Contemporaryラインのモデル以外は動作保証していないようです。
レンズを全部を売っぱらってメーカーを乗り換えるのは
勇気と出費が必要となります。
最近話題のソニーへ乗り換えてみたいが二の足踏んでいる方は
購入の価値ありかと思います。
ただ、製造が終わってしまった関係上、
今ある市場在庫のみとなりますので
早めに入手するしかないでしょうね。
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- ソニーのミラーレスにキャノンのレンズを付けるアダプターを試す。 from 婆娑羅な酒蔵繁盛記