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2012-05

七夕飾り

毎年蛍の時期に合わせて酒蔵通りを七夕で飾っています。
昨日から地元町会のご協力により酒蔵通りが華やかになっています。
ホタルの住む環境保護を謳っている町であり、ホタル観賞で市内外からの
ご来場者に対してささやかながらのおもてなし精神で町会が自主的に行っています。
是非見に来てくださいね。

ゲンジボタルが出始めました!

いやはや、私の予測を裏切って例年通りにゲンジボタルが飛び始めています。
町会の方よりゲンジボタルが飛び始めたとの情報が入り午後11時に酒蔵河床に
確認に行きました。なんと2匹確認できました。ヒメボタルと違い非常に明かりが
力強くてはっきりと見ることができます。明日以降も毎晩少しずつですが
増えていくかと思われます。
来週から蛍鑑賞会の河床無料開放も行うことにしますのでお越しになる場合は
お電話で確認の上、お越しくださいませ。
毎晩行う予定ですが体力が尽きて臨時休業する場合もありますので…。

美原区 未来・まちデザインひろば会合に出席

2年連続で古代米を購入している堺市美原区の
「未来・まちデザインひろば」の会合にゲストで出席させていただきました。
主に農業生産者の方が中心メンバーのようです。
今年の3月に古代米酒の製造工程を見学されていたこともあり
会合では古代米新酒をみなさんで試飲していただきました。

美原町は堺市との合併により美原区となりました。
これに合わせて区役所周辺を中心に町作り推進計画を
掲げており地元住民も積極的に参加しています。
美原には昔、酒蔵もありましたが今はゼロ。
しかし、古代米プロジェクトにより地元産の米で作られた
正真正銘の地酒ができたわけで地元企業として
美原区民とも深くなが~いお付き合いをさせてもらえればと考えています。

因みに今年も酒造用の古代米を作っていただくことが決定しています。

今年のヒメを捕獲

一般の方は絶対にしてはならない蛍の捕獲を撮影のためにしました。
この後もちろんすぐにリリース。毎年撮影をしてホタル復活プロジェクトの
方々に資料として画像を提供するものです。
保護のためにしておりますことお断りしておきます。

よくぞ今年も出てきてくれた。地元では我が子のように大切な
生き物となっています。か細いけども必死で点滅灯のように
光る様はけなげではかないです。まさに日本の情緒の一つでしょう。
日を追うごとに数が少しずつ増えてきています。
自分たちだけ楽しむのはあまりにもったいない。
今週末より河床開放に向けて準備に入ることにします。
忙しくなりそう。

出ましたヒメボタル!

今年も元気にヒメボタルが飛び始めました。
川向かいの病院の再々にわたる増床工事にも関わらず癒しの明かりを灯しながら
飛んでいます。昨夜確認し撮影しました。



ヒメボタルはフラッシュライトのように点滅するため長時間露光では
点線に写ります。ゲンジは逆に曲線に写ります。
クリックしてみてください。
2枚目には4匹写っているのが分かりますか?

環境の影響を受けやすいヒメボタルが飛んだことで比較的環境変化に強い
ゲンジボタルはまず間違いなくあと一週間もすれば飛び始めるかと思います。
毎年のことですがホタルが出てくるとすごく嬉しい気持ちになります。
この明かりでどれだけの人達が心を癒されることか。
今年も多くの方々に奥河内ホタルを見ていただき癒されてください。
無料開放まで今しばらくお待ちくださいませ。

奥河内オーガニックマーケットに行く

地元温泉旅館「南天苑」さんで行われる「奥河内オーガニックマーケット」に
行ってきました。自然派中心の物販となっていますが、朝から快晴でたくさんの
お客様で大賑わい。繁盛していました。子供連れの若奥さんが非常に多くて
男性客は少ないめ。これは予測どおりです。特徴的なのは企画運営、スタッフ
すべてが女性で運営されていること。女性ならではきめ細かな部分が見受けられ
なるほどこういうやり方もあるのだなと。一般大衆老若男女を対象とせず
自然派好きの30代40代の女性をターゲットにしたイベントでした。

実はこの秋の高野街道まつりにおいて酒蔵通りプロジェクトではこの企画を
請けることが決定しており、今回はその下見を兼ねたものでした。
以前にも酒蔵通りでは手仕事市を2回開催しており、その後の開催を多くの方から
ご要望いただいてましたが実現せずここ2年はお菓子のイベントとなっています。
この秋のお祭りでは老若男女かなりの人出が見込まれます。対象を自然派だけにすることは
できませんので一般向けのブースも混じったかなりの規模となるでしょう。
まだ動き出していないので詳細はお伝えできませんが、企画決定事項は
順次内容をアップしていく予定です。

Xマークの飛行機雲

先日長野県に向かう途中の東名阪で鈴鹿上空を戦闘機が飛んでいました。
珍しいXマークの飛行機雲を見ることができました。携帯でパシャリ。

ご飯のおかずシリーズを求めて

酒粕を使ったご飯のおかずとしてネギ味噌がお陰様で大人気商品に成長しました。
これは安定してよく売れているのですが、よく言われるのが2個入りくらいで2種類
入ったギフトがあればという声があり、次なる新商品を求めて先日長野県に出張した
時に道の駅で見つけてきました。なかなか地元では出会えないものがたくさんあり
興味深いものばかり。この中から酒粕入りの新商品が生まれるかもしれません。
今日の晩ご飯に試食会となりそうです。

 

岐阜・長野県の視察を終えて

まるまる二日間を掛けての視察を終えて本日帰阪します。
感想としては修景には二通りがあるなと。
古い物に大幅に手を入れてリニューアルする修景と
古い物を古いまま残す保存メインの修景。
前者はお金はもちろん、ソフト面でのアイデアも要ります。
資金力がいる分、完成後の収益も当然追わないといけない。
後者もそれなりの資金は要りますが前者ほど要らない。
でもリニューアルせず昔のままが故、使い勝手が悪い。
人のつながりに目を向けると前者には外部からの流入者や外部資本が
町に流れ込み商業店舗も増えて賑やかで派手。地元と外部がはっきりと
している ので商品・サービス単価も観光地価格となり、
意外と地元の利用者が少なくなる。
後者は町の人々が一体となって取り組んでいるので昔ながらの
人のつながりが継承されているができることが限られソフト面で苦労する。
でもスローライフな感じがなんともいい。
河内長野という立地条件と回りの環境を見れば観光で食っていける
条件は揃っていない。ということは現在の商いを観光客相手に切り替える
なんてことはできっこない。今行っている商いを飾らず昔ながらのまま見せながら
奥河内を散策される方と地元の方に利用してもらう活用方法となるでしょうね。
金沢の大野地区や規模は違いますが、妻籠の取り組みが天野酒には
マッチしているなと改めて感じた二日間でした。
今後もいろんなところを視察していく予定です。

視察二日目は小布施町

昨日の晩から小布施町に入り宿泊しました。夜は非常に寒く長袖なしではいられません。
随分と北へやってきたので気温差はかなりのものです。
朝目覚めると快晴です。お宿の朝食も済ませて歩いて小布施の町並み拝見に出かけました。
町の中心になる一角が整備されていて綺麗。みな修景された建物ばかりですが、
やはりなんだか古いんだけど新しくて綺麗なんです。私のイメージじゃない。
観光客相手の商業施設にしか見えません。昔のきちゃない部分を全部消し去っているのが
気に入りません。やっぱり金沢の大野や妻籠宿の方がいいですね。


これは枡一で有名な枡一市村酒造の酒蔵です。外国人女性ののコーディネーターが入って
売り上げが20倍になった有名な蔵です。酒蔵ですが小布施堂という会社で飲食部門や
栗菓子部門、酒造部門など多角経営が大成功している会社。この資本力には脱帽です。
田舎の小さな酒蔵がどうしてこんなにお金をつぎ込んでできるのかが疑問に思えて
仕方がない。灘、伏見の大手酒造メーカーも真似できないほどの綺麗さです。
売り上げ20倍になるとここまでできるものでしょうか。地元の人に聞いたところ
小布施町長が小布施堂の副社長だとか。この時代ですから我田引水はないと思いますが、
町を挙げての施策もやりやすいのは否めないでしょう。まして町が全国的に有名になり
観光業で潤っているのですから。私はこれを見て羨ましいとかの
レベルではなく、開いた口が塞がらないほどの圧巻の蔵構えで逆に全く参考になりません。


これは小布施堂のテラスです。気軽に入れる迎賓館みたいな感じです。

飲食レストランも経営しています。名前は蔵部(くらぶ)です。
ここもかまどがあり、すっごい綺麗なレストランです。観光バスのお客様もたくさん
利用されています。店員も全員法被に草履とカッコも徹底されています。
大阪にこのお店を持ってきても絶対はやります。こんなお店はないです。
お酒の味自体は私個人としては特においしいとは思わなかった。普通です。
粕汁も頼みましたが我が家の粕汁の方が圧倒的においしい。
ですが、この雰囲気がマイナス要因があろうともすべて打ち消すほどの完成度を
誇っています。これも外国人コーディネーターによる見せ方のすごさかもしれません。
ディスプレイや食器の使い方など結構勉強になりました。


裏道に入ると栗の小径というこれまた修景されたきれいな道があり
古いのに新しいテーマパーク的なものがあります。こんなお金どこに
あるのかと思います。おそらくお酒の収益よりも飲食やお菓子の収益が
かなりの部分を占めているのでしょう。儲からない酒造業では利益でこれだけの
ことはできないはずです。多角経営か・・・。うちにはできんな。イニシャルのお金がない。

周辺のショップや民家に目を向けるとこのようなパネルが置いてあるところは
オープンガーデンとなっていて自由に庭に入ってガーデニングを見ることができます。
大阪だと不用心でできませんよね。田舎の温和な町ならではです。こちらもマップになっています。

古い蔵の再生として美術展がやられています。綺麗ですが私はこれだけ綺麗にしてしまうと
逆に今まで生きてきた蔵の歴史が壁板の下に隠れてしまうのはどうなんでしょうか。
こういう使われ方は嫌いです。はがれた土壁も逆に味があっていいと思うのですが。


派手に修景された町並みから少しはずれたところに小布施ワイナリーという元々造り酒屋で
今はワイン醸造がメインの蔵へお邪魔しました。隠れ家的な酒蔵で好感が持てます。
小布施堂とは違い、とにかく滋味。でもポリシーもってがんばっているなと蔵構えからも
うかがい知れます。通はこういう醸造所に惹かれるんですよ。

このあと道の駅で会社へのお土産他を買って高速道路を一気に名古屋まで南下。
ビジネスホテルにチェックイン。ここで私が以前静岡でサラリーマンをしていたときからの
親友とたまたま合流できたので一緒に食事に出かけました。
名古屋ですから手羽先を食べに。激うまでした。やみつきになります。
最後にここへ来たらコレ食わなということで超激辛台湾ラーメンへ。

ここは名古屋です。台湾ではございません。というくらいに店員も外人、
店の雰囲気がバリバリの台湾のお店です。
水も紹興酒の空瓶にぬるいまんま入っているだけ。
余計なサービスはしないところまで現地流でしょうか。
メニューにカエルの唐揚げなんかもあります。よう食べませんでしたが。

これがうわさの台湾激辛ラーメン。私、麺をすすって辛さのあまりむせ返ったのは
生まれて初めてでした。それくらい辛いです。もうとにかく半端じゃない。

でも旨いんです。残念ながら出汁を飲むことができませんでした、辛くて。

今回ご馳走してくれた若林君です。
この場をお借りし御礼申し上げます。楽しい名古屋のディープなひとときでした。
明日は朝から名古屋をあとにし、大阪へ戻ります。ふ〜疲れました。

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