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2011-08

酒造業界も米騒動

福島の原発事故で飯米が騒動になっています。放射能事故前の古米が
安心なので古米が高値でやりとりされる状況です。今年の米作りも
まもなく収穫を迎えます。東北の米も放射能汚染が国の基準値内で
あれば流通可能となっていますが、国の基準値自体がいい加減なので
誰も安心して買えないというのが消費者心理ではないでしょうか。
この影響が酒造米に及んでいて、吟醸酒に使う酒造好適米については
価格高騰はあまりないのですが、レギュラー酒に使う一般米がこの
飯米高騰の影響をもろに受けてます。今までの価格では到底買えない
価格に跳ね上がっています。業者の買い占めと農家の一円でも高い方に
売るという図式がこの事態を招いています。おそらく不安感いっぱいの
この時期を過ぎてしばらくすると今年も米は豊作なので価格は安定して
くると思いますが、我々酒造メーカーは10月から酒造りをするために
今この時点で米の手配がついていないというのは恐怖です。ゆえに
この一番高騰しているときに契約せざるを得ないのが現状で非常に
困っています。サーズや鳥インフルのときもマスクが馬鹿ほど売れるし
消毒液が世の中から消えたり、日本人は情報に左右されすぎです。
マスコミももっと異常な消費行動を抑制するような報道をしてほしい
ものです。この異常な消費行動のウラでは必ず金儲けしているヤツが
いるのでやっかいですね。すべて仕組まれているということに気付いて
ほしいものです。

明日から新学期


長かった夏休みも今日で終わり。子供達も明日から新学期が
始まります。明日から9月。秋に向けてのお祭りムードが始まる
月でもあります。繁忙期に入る前にやり終えてないものを
9月中に片付けないといかん。

京都「菊乃井」に行く


今日は大阪府酒造組合の経営活性化研修会に出席した後、
参加者全員で京都に移動、菊乃井で食事をしました。
ミシュラン☆☆☆のあの有名な菊乃井です。
お料理は味も見た目もすばらしく、さらにサービスも
群を抜いたもので地元ではまず受けられない満足感を
得て帰ってきました。昔ながらの京風懐石とは違い
一工夫変化が加えられており、何を使ってどうやって
料理しているのか皆興味津々でした。
今までにミシュラン☆、☆☆は行ったことがありますが
☆☆☆はやはり伊達ではなかったです。
頻繁にいけるところではないですが、機会があれば是非
皆さんも一度行ってみてください。

誉田八幡宮に納品

羽曳野市にある誉田八幡宮に鏡樽を納品しました。
(こんだはちまんぐうと読みます)
名前は知っていましたが、行ったことがなく実物を見てビックリ。
すごく立派な神社です。しかも綺麗で歴史的ストーリーも豊かな神社だったとは無知でした。
宮内庁管轄の応神天皇陵が背後に構えていて源氏、織田、豊臣、徳川など名だたる武将に
寄進されて再興された由緒ある神社のようです。

南海沿線に住んでいるとどうしても南海高野線沿いの話題ばかりに
注目し、近鉄沿線の情報にうとくなってしまう。 これは営業においても言えることです。
近鉄沿線に沿っては手つかずでまだまだ天野酒の知名度は低いと認識しています。
逆にいうと開拓の余地があるということか。
河内長野は近鉄長野線の終着駅。近鉄沿線にも繋がっているのですが、
通学路線のイメージが強すぎて商売をする場所になっていなかった。
線路もイマドキ単線ですし・・・。
今回の鏡樽も神社の氏子さんからのリクエストで天野酒にしたと宮司さんが
おっしゃってました。もう少し近鉄沿線にも出て行かないといけないな。

堺ふとん太鼓のオリジナルブランド酒発売中

大阪の秋祭りといえば、だんじりとふとん太鼓が有名。
堺市においては祭り文化として両方が存在し、町をあげてのお祭りとなります。
天野酒ではだんじりで鳳、高石を中心に周辺の町会様を含めてたくさんの方と
お酒でお世話になっていますが、昨年よりふとん太鼓にも天野酒をお使いいただく
ご縁ができました。今年は堺ふとん太鼓の中でももっとも規模の大きい梅北町さんと
オリジナル梅北ブランド酒を作ることになり、先日より地元を中心に発売開始となりました。
ご紹介しておきます。
梅北ブランド「房の華」720ml 1500円税込
取り扱い店は弊社HPと梅北町リカーハンズさとう酒店のみとなります。
瓶色が弊社の吟醸るりと似ていますが、中味は全く別物の本醸造
生詰め原酒19度の濃いお酒が入っています。きりりと冷やして濃いめのアテと
一緒に飲んでみてください。バツグンです。
http://shop.amanosake.com/products/detail.php?product_id=61

盆踊り大会は大雨警報で中止に

今日は地元の盆踊り大会が予定されていましたが大雨警報発令で
中止となりました。商工会、観光協会も準備万端にしていたので
当日の中止はあまりにロスが大きかったかと思います。
午後5時の段階で警報解除になっていなければ中止とされていましたが
午後6時という判断であれば催行できたので余計に残念です。
中止となった駅前には浴衣姿の若者がわんさかと居て楽しみにしていた
人のことを考えるととにかく気の毒で・・・。

後片付けを早々と行い、市の職員さんと副市長と一緒にささやかな打ち上げを行いました。
うちの副市長は40歳とのこと。どえらい若さです。またいろいろとお話を聞かせてもらおうと思います。

このままでは東北産品での復興支援ができないため、次回9月11日に酒蔵が
歴史ウォーキングのゴールになるイベントでリベンジする予定です。
天候には勝てない。これでイベント2連敗となりました。

なでしこジャパンへお酒送りました。

W杯優勝を果たしたなでしこジャパン。国民栄誉賞も受賞し、
連日フィーバーしていますが堺市出身のなでしこはご存じでしょうか?

MF澤選手の逆サイドでMF阪口夢穂という選手がいるのですが彼女が
堺の毛穴町出身なんです。毛穴町は毎年だんじりでお酒の注文を頂戴して
いるのですが、今年の総責任者がこの阪口選手のお父様がされることになり
祭りの話とは別にナデシコの記念ラベルを作ってもらえないかとの
ご依頼がありました。私もあのなでしこジャパンの活躍には涙した日本人の
一人ですし、二つ返事でやらせてもらいますということになりました。
本日、岡山県美作市でロンドンオリンピック予選強化合宿中の
なでしこジャパンに向けて天野酒「夢なでしこ」を発送させてもらいました。
合宿の打ち上げで監督以下皆さんで飲んでいただくように阪口選手には
伝えてくださっているようです。天野酒飲んで予選突破を是非期待したいです。
因みに「夢なでしこ」のネーミングはお父様が考えられました。
「夢」は夢穂選手のお名前の一文字です。さらに大きな夢を実現して
もらって日本全体を元気にしてほしいです。

白ロム携帯届く

先日携帯を落として画面を割ってしまいましたが、修理に出すか
最新機種に変更するか考えましたがネットで白ロム携帯を探したところ
新品が非常にリーズナブルな価格で売られていたのでポチリました。
白ロムとは携帯ICカードを差し込んでもロックされたままの携帯で
してショップに持ち込めば2,100円で使えるようにしてくれます。
今までは携帯ショップで最新機種を買い換えてきましたが機種代金が
昔と違い3万円以上するようになりました。私のように携帯電話は
通話が第一と考える向きには旧機種を格安で買える白ロム携帯。
こんな賢い買い方ができるなんて少し前までは全然知らず、
言葉から不正な携帯のことかと思っていました。
まさに今回のような不測の事態には。最適と思います。

買ったのはストレートタイプの旧機種。もちろん新品未使用。
中古も出回ってますが、人が触って傷のついたのは使いたくない。
ワンセグ、Bluetoothもついてませんがやっぱり
私にはストレートタイプが最高に使い易い。
ここ数年ストレートタイプの新機種が出てこないのは残念です。
気になるお値段は本体3,500円+2,100円(ロック解除代)でめでたく
機種変できました。通話するだけのものに落として3万円以上の
機種代はあまりに厳しすぎます。

老眼鏡ゲット!


はずかしながらとうとう老眼鏡をかけ始めました。
眼鏡は人生初です。家系的に目の生が良いのが幸いし、
今まで掛けたことがなかった人です。お陰で見えすぎて
これまた眼精疲労が出ています。慣れるまで大変です。
本を読んだりパソコンを使っている時に眉間にしわを
寄せることがなくなったので改善効果あり。
買って良かったといえるかもしれません。
今回はファッション性は殆ど考えず買いましたが
これから死ぬまで付き合う老眼鏡。慣れればファッション性も
考えて買い換えていきたいですね。

奥河内構想に向けてのイメージ撮影

市の掲げる観光に奥河内構想というのがあります。
河内長野市は和泉葛城山系から金剛山系にかけてのトレッキング道
「ダイヤモンドトレール」が走っていて週末ともなれば中高年層、はたまた
昨今では山ガールといいまして若い女性のトレッカーが訪れるようになりま
した。この観光客を取り込んでいこうというのが奥河内構想です。
歩くだけではお金を落としてもらえないので歩いた後は町に来ていただき
食事やお土産も買っていただくようなしくみをこれから作ろうというわけです。
今言ってすぐできるものではないですが、弊社もこのトレッキング客が
少しでも酒蔵に来てもらえる魅力的な町造りと品揃えをやりはじめたところ
です。もう少しいえばこの自然豊かな河内長野に住みたいと思わせるような環境を
PRできればさらによいのではと考えているところです。

さて、今日はその奥河内構想のイメージ撮影にモデルさんとカメラマンが
ご来店され、たくさんのカットを撮って行かれました。今後行政の奥河内
パンフレットに弊社の酒蔵が多く登場することになろうかと期待をしてしまい
ます。こういった観光PRに直結する場所に酒蔵があること自体、我々は
喜ばないといけません。地方の酒蔵では大都市圏へ営業を
掛け続けないと生き残れない酒蔵も多数あり、
苦労と経費を考えると計り知れないですね。
企業の置かれている環境、立地を冷静に分析し、無駄な動きせず、
環境適応に特化することも事業承継に必要なことだと考えます。
積極的という言葉は往々にして攻めのイメージが強いですが、
積極的な環境適応というのが私は好きな言葉です。

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