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6枚目の金賞受賞の表彰状が届く

宅急便で細長いものが届き、送り主を見ると独立行政法人酒類総合研究所とある。
全国新酒鑑評会金賞受賞の表彰状とすぐにわかった。これをいただけるのは非常に
名誉なことで蔵人にとっては最高の勲章であり、実績として残る賞である。
昨今の大手メーカーの受賞もあり、受賞=酒が売れるという図式にはなりえないが
蔵の技術レベルの証となるので受賞できることは素直に嬉しい。
私が蔵を引き継いだ一年目に初受賞し、今年で通算6回目の受賞。
大阪では最多受賞だと思う。こと鑑評会においては非常に成績優秀だと
思っているが、優秀な蔵人とスタッフに恵まれたことがこの結果につながっている。
初受賞の年は会社が一番苦しいときでいろんな思いが鬱積していたこともあり、
吉報に嬉し泣きをしてしまった。社員の前では泣けないので
車で飛び出し外環状線を走りながらいい大人がわめいたのを覚えている。
年数と回数が増えるとあの感動は少しずつ薄らいでくるがおごることなく
来年もまた再来年もこの賞がいただけるように頑張るだけ。
良質の米を入手することから私の仕事が始まる。

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