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被災地の蔵元の現実

業界紙の5月のお酒の出荷量が出ていましたのでご紹介いたします。
東北6県のお酒の出荷量が21%伸びただけに見えますが、大きな被害を受けて全く出荷
できない蔵や津波で流された蔵もあり、その中での21%の伸びであり震災特需状態です。
在庫が足りず他の蔵から買い酒をしてまで出荷している蔵も出てきているとか。
ちょっっとやりすぎじゃないかなと感じます。
儲けた分は盛大に地元で遣って経済の活性化をしてほしいものです。

被災蔵といってもいろんな程度があり、津波で何もかも流された蔵もあれば
壁にヒビが入っただけの蔵もあり、被害格差は大きいです。
幸いタンクが倒れず、また津波で流されなかった酒蔵は出荷できるため、全国からの
注文に嬉しい悲鳴でしょうが、製造場自体を失った酒蔵は途方に暮れる以外ないのが現状です。
冷めやすい国民性の日本人のことだから、震災特需もいつまで続くか分からない中、
今から新たに製造場を探してもどこまで需要が望めるか不透明のような気がします。
大きな被害を受けた蔵元は震災特需のことは考えず続けてきた家業の復権を
一歩ずつ進めていって途絶えないように頑張ってほしいですね。

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