- 2011-11-19 (土) 1:02
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以前のブログでもご紹介しましたが震災による津波ですべてを失った赤武酒造の
社長さんが遠路はるばる河内長野に来られました。今日明日と狭山、河内長野
のイベントでお酒を販売されます。弊社も明日の産業祭に地元で採れた黒米を
使って大福餅を作りましたのでお披露目をかねて販売します。本来は本業の
お酒の販売をするのですが、今回は赤武酒造さんが来られるので遠慮することに。
一本でも多く売ってもらって復興に役立ててほしいです。
今日明日と南天苑さんに宿泊されますが、長時間の移動でお疲れとは
思いつつ車でお迎えに行き、酒蔵で杜氏と一緒にお話を聞かせてもらいました。
社長さんは偶然にも私と同じ年、さらにうちの多田杜氏と面識があり、
昔の話に花が咲きました。でも、津波話になると被災者ならではのリアルなお話ばかりで
水の力のすごさが伝わってきます。
社長さんの夢を聞くといつかまた蔵を持ちたい。
酒造りを自分の蔵で自分の力でやりたい、と。
う~ん、心にしみます。私も本当に会社がしんどい時期を経験していて
普通が幸せというのをしみじみと感じた時がありました。
でも忘れかけていました、この気持ちを。
今年も酒造りができることへの喜びを改めてかみしめた瞬間でした。
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