- 2009-10-20 (火) 21:39
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河内長野地場産業のひとつに爪楊枝があります。昔は全国の90%以上を生産していました。
今は中国産に圧され、それにより地元の爪楊枝業者も中国から商品を輸入する商社へと変貌しています。
そんな中、唯一地元で特殊な爪楊枝を生産し業績を伸ばしている広栄社さんという会社があります。
この会社の取り組みが先日NHKの「ルソンの壷」でオンエアされました。
http://www.nhk.or.jp/luzon/schedule/backnum/091011.html
実は社長の稲葉さんはうちの酒蔵の隣に住んでおられる昔からのジモティなんです。
今は一緒に酒蔵どおり町並み保存の活動をやっていただいています。
今日は稲葉社長が取り組んでおられる爪楊枝をご紹介しましょう。
普通の爪楊枝は丸い断面を細く尖らせていますが、ここの製品は三角形に削られているのが最大の特徴。
つまり普通の爪楊枝では歯と歯の隙間が丸でないのに丸い爪楊枝を歯ぐきに入れていることになります。
そこで稲葉社長は歯間が三角形なら楊枝も三角形であるべきと考えた訳です。
実に理にかなっていますよね。その商品がこれです。
歯ぐきを適度に刺激し、健康な歯が保てるらしいです。
最近では料飲店にも採用されているようです。
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