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70年ぶりに蔵を開ける。

旧店舗の修復に向け、ガラクタの処分をしています。唯一手つかずの蔵が
残っていました。入り口の錠前の鍵が紛失しているために誰も入ることが
できず70年の間、中に入っている品々を詳しく見れませんでした。
ただ、この中の品々は堺の伝統工芸士の所有物であるとの言い伝え。
戦時中に河内長野に疎開されていたときの物です。
よって勝手に持ち出すこともできない。

今般蔵を開けるあたり子孫になられる方を立ち会いのもとで解錠しました。
外観を見ると雨漏りが激しいように見えますが、中は全く雨漏りしておらず
非常に綺麗に保存されていました。当時の生活の品や貴重な作品が出てきて
子孫の方々は皆感動!一般的には価値のないものでも家族にとっては
家の歴史を語ってくれる品々。すべてお持ち帰りいただきました。

これはドラマの一コマかという感動。共有させてもらいました。
私もなんか良いことをした気分です。私の曾じいさんの時代に知り合った
伝統工芸士さんが同じく3代を経てまた繋がる。これはすごいことです。
これを機会にまたお付き合いが始まり、そして我々の子供や孫がまた
繋がるかもしれません。先人が築いてくれたもの、歴史・・・。
私もこの伝統と歴史を残していけるように頑張らないといけませんね。

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