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蔵の中でひとり

従業員は仕事納めとなりました。一人残って明日の店頭在庫補充をした後、
暗い槽場(搾り機)に誰かに呼ばれるように足が向いた。もちろん誰かが
呼んだわけでない。
酒造場は電灯を消すとホント真っ暗になります。社員はお化けが出そうと
怖がるくらいにシーンとしていて普通の人なら気持ち悪いかもしれない。
でも私はこの暗い静けさが好きでよく一人で槽場に行くことがある。
いつも従業員に言うのは幽霊はいない。けどお酒の神様は間違いなくいる。
そして我々を見守ってくれていると。私は神様の声を聞くなんていう
繊細な特技は残念ながらな持ち合わせていない。
なので私から一方的にお願いや感謝をしている。
気持ちだけでなんでも上手くいくほど
世の中甘くないのは今までの人生経験から重々分かっている。
神様を信じてれば救われるとも思っていない。
そこでいえることは自分を信じれないヤツは
絶対に何をやっても上手くいかない。
逆にいうと自分を信じれるヤツは神様を信じた方がいい。
結果が出やすい。

今年もあと一日になった。こうやって酒造りができること。
しんどくてもみんなで楽しく仕事ができること。
お酒の神様、今年一年ありがとうございました。

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