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食と酒のナビゲーターがご来社

2月7日オンエア予定の「ビーバップハイヒール」で天野酒の歴史が紹介
されますがその監修と番組内で解説される酒ジャーナリストの
山同敦子さんがご来社されました。全国の酒蔵めぐりをされている山同さんが
放送を前に是非とも酒蔵を見てみたいということで朝日放送を通じて
酒蔵見学の依頼があってのご来店。わざわざ東京からお越しになられました。

うちの蔵の進むべき方向性や酒造りのこと、金剛寺で作られていた僧房酒のこと
いろんなお話でもりあがり気がつけば2時間たっていました。
特に僧房酒を試飲されてカルチャーショックを受けられたようで
人工甘味料なしでどうしてこんなに甘い飲み物が作れるのか?日本の麹を
使った食文化はすごいと驚きの言葉連発でした。確かに昔の人は偉い。
世の中に甘い食品が殆ど無い時代に必死で編み出した製造方法だったであろう
ことは間違いない。今ではすべてが解析されていますが当時としては
先駆的、画期的な製造方法だったのではと思われる。
そのブランドを引き継がせてもらえることに重責を感じるばかりです。

山同さんからの心に残った言葉として「地元の人達が地元に日本の伝統的食文化
である酒蔵があることは地元民の誇りになっているんですよ。その職業を全うするのは
大変なことだけど選ぼうと思っても選べない職業です。
自信と責任を感じて今の酒造業を続けてください。」と。
これは効きましたね。

確かに最近多くの方から同じようなお言葉をいただくことがあり、
嬉しいけどあまり重くは受け止めてはいなかったです。
第三者から直接言われるとこの言葉の意味はかなり重い。
地元の方が誇りに思ってくれるブランドでありつづける・・・

難しいけど実は当たり前のことを当たり前の範囲でやっておけば自然と
形になっていくのかとも思います。この当たり前の範囲が大事なんでしょう。
地酒は地元を大事にする。背伸びは要らん。ハイヒールを履く必要も無い。
背伸びで長い距離は走れない。ハイヒールも長い距離は歩けない。
素足が一番いいんです。マイペースで長い距離を歩く。
隣の人とタイムを競い合う必要はない。
そんな身の丈経営が望ましいのだと。

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