- 2013-10-07 (月) 21:03
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ここ数年、堺のふとん太鼓とだんじり祭りに関わってきて
改めて感じたのは先般行われた堺市長選での維新敗退の原因が
なんとなく見えてきたように感じた。
堺市民の郷土愛やお祭り文化の根の深さは我々の想像以上で
その特性を大阪維新の会が読めてなかったのではと感じます。
再選した竹山市長が「堺をなくしてしまう維新の政策」という
表現をした時点で勝負あったですね。
改革、変革を売り文句に現状の市民の営みを根底から変えて
いくように見える大阪維新の政策は彼らには受け入れられる
はずもなく結果大敗しました。
堺市は政令指定都市ですが人は昔ながらのお付き合いを大事に
する文化が非常に根強い。対して大阪市は同じ大都市でも
人との干渉をできるだけ避けビジネス第一の町になっている。
この違いは同じ政令指定都市でも大きい。
町に根深いお祭りがあるとお金も市内で循環させようとします。
町でお金を遣うことが町を活性化させるという意識が生まれる。
それが郷土愛になり自分たちで何でも決めて自分たちで責任をもって
やっていこうとする自治意識が高まります。
竹山市長はそこをうまく突いたということでしょう。
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