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2012-03

古代米づくり特別講座

市のふるさ文化課が主催した古代米づくり講座の最終特別編「酒蔵見学会」を行いました。
子供たちと保護者合わせて34名が参加。見学の最後にはさすがに子供にお酒の試飲をしてもらうことはできないので
米粉のバウムクーヘンを試食してもらいました。

バウムの試食が始まると水を得た魚のように集まり賑やかになります。
お菓子は子供たちを元気にします。ここが一番盛り上がったか・・・。
最後に古代米大福餅「玄まろん」を全員にプレゼント。
これで連続シリーズも完結しました。
今年も続けて講座を開くことになっていますので田植えから稲刈り、そして
お酒に変わっていくもの作りを体験してみてはいかがでしょうか。

この一年で一番多く使った言葉

間もなくあの日から一年となります。そう東日本大震災です。
あの日のテレビに映し出された生の映像はハリウッド映画のような
信じられないシーンばかりで一生忘れることはないと思います。
年末に流行語大賞なるものがありますが私の中のこの一年で一番口に
した言葉は『繋』という言葉。「つながり」「つながる」「つながってください」
「つながろうぜ」などこの言葉を何回使ったかわかりません。
これは今現在も続いています。

ちょうどfacebookというソーシャルネットワークをやり始めたことも
その要因になっていると思いますが、人とのつながりによりいろんな出会いがあって
そこから受ける影響力の大きさに改めて感動することがあります。
人との繋がりの道具としてスマホやパソコンなど情報端末というデジタル手段も
あれば、お酒という古代からつづくアナログな手段もあります。
停電すればデジタル手段はすべてお手上げ。
アナログな酒は人の結束力を高め、しかも身の心も温めてくれます。

被災地の避難所などで見ず知らずでありながら同じ境遇者間での交流の場に
酒が何気に置いてあるのをよく見かけました。

酒はただ単に人を酔わせて覚醒させるものではなく、人と人を結束させる道具として
非常に効果があるということが被災地の映像を見て教えられます。
エエもん造ってるやん!斜陽産業でありながら酒造りに関わっていることに自信が出てきます。

うちのお酒は被災地にはほとんど行ってません。うちは地酒で地元で消費してもらう造り酒屋だから。
地元の直会(なおらい)では天野酒を飲んでみんな繋がってこの町の元気の源になりたい。
そう思わずにはおれない震災後一年です。

最後の蔵見学会を終える

一般の方の蔵見学会は今日が最終でした。定員オーバーの31名の参加者があり、
特に試飲コーナーでは大にぎわい。天候もあったかくて日差しもあり、
見学者以外のお客様もたくさんお見えになり大忙しでした。

明日は古代米の田植え体験者を対象にした特別講座蔵見学会を行ないます。
蔵見イベントもいよいよクライマックスといったところです。

街道沿いの灯籠が増えます。

高野街道沿いに灯籠を設置し、夜間明かりを灯していますが
市の町灯り事業として追加で設置することになりました。
旧店舗側にも一機追加になり今晩から明かりが灯きはじめました。
今まで無かった街道沿いの民家にもご協力いただくことにより
夜の雰囲気がだいぶ変わると思います。小さなタイプの灯籠も
今後追加で付けられるので今年の年間行事に灯りのイベントを
企画しないと税金の無駄遣いと言われそうです。
頑張って灯りイベントを企画せねば・・・。

今季最後の大吟醸粕販売開始

本日より今季最後の大吟醸粕の販売を開始します。
泣いても笑ってもこれが最後。買い置きしておいてくださいね。
購入後ジップロックに入れ替えて空気を抜いて密閉。そのまま冷凍庫に
入れれば一年以上保存可能です。すぐに売りきれると思いますのであしからず。
板粕、粉粕はまだ出てきます。

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