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ホタルビオトープの視察

今日は奈良あやめ池にあります近畿大学付属小学校へ蛍の視察に行ってまいりました。

この小学校では課外事業に蛍の繁殖をおこない、学内にあるビオトープで毎年6月に乱舞させているそうです。

近大付属小学校

私立の小学校ですから環境もすばらしく人口芝で運動会の練習中でした。

正門を入るとすぐにビオトープがあります。

ビオトープ

保守管理は明石緑化という会社が入って年中行われています。

あやめ池遊園地の跡地に学校が作られているのですが昔はここに蛍が乱舞していたらしく

学校からン千万円を掛けて復活のためのビオトープと繁殖用機器の設置、

蛍ハウスが建設されています。やることが半端じゃないです。

近大やるな。

かわにな

ビオトープには蛍のえさになるカワニナがうじゃうじゃいます。うらやましい。

ヤクルト空き容器

こちらはヤクルトの空き容器をネットにいれてビオトープに沈めてあります。

これは容器についているバクテリアが水の浄化作用を促すそうです。

知らんかった。

ホタルハウス

ホタルハウスに案内していただきましたが凄すぎます。

これ全部蛍のための水槽です。

すべての水槽に学年とクラスが書かれていて毎日学生が面倒みています。

ヘイケボタル

今年からはヘイケボタルも繁殖。すくすくと育っていました。

岩代さん

ホタルの繁殖のためにこの学校にやってきたプロフェッサー岩代さんです。

この方以外にもう一人いて、365日の体制で蛍を管理しています。

毎年1000匹以上は乱舞しているようでそれでもビオトープにリリースした幼虫全体の

1割しか飛翔しないらしい。

ゲンジボタルを育てるのは一筋縄にはいかないですね。

酒蔵どおりでも蛍のえさになるカワニナを育てていくことを検討中ですが、

近大の規模と取り組みの大きさに圧倒されまくり。

事業として戦略的に取り組まないと自然界のものを繁殖させることはできないですね。

自然というビオトープから自然派生的に生まれてくる蛍。

毎年安定しませんがそれはそれで仕方ないかと思います。

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