- 2011-08-21 (日) 13:21
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今日は市のイベント「石包丁作り体験会」に子供を連れて参加しました。
6月に田植えをした古代米の連続シリーズ第2回目の講座です。
まず高向の歴史講座をわかりやすく解説したあと、皆でブロックを砥石に
して石包丁作りを体験しました。わずか一時間では完成するまでもなく、
持ち帰って続きをしなければなりません。砂岩の柔らかな石だと加工も
しやすいのですが、六方石という非常に堅い石のため、子供達には結構
大変な作業です。私でさえもこの1時間では磨きがほとんどできませんでした。
次回は9月終わりに今回の石包丁で古代米を収穫し、土器で炊飯をして
食す予定となっています。
これは1400年前の古代人の石包丁です。ドリルで穴を開けたような綺麗な穴が
空いてました。当時は生活に欠かせない道具だったでしょうから
時間をかけて使いやすいものを作ったんでしょうね。
現代の時間のかけ方と当時は全然違ったのだと思います。
寿命の短い時代でありながら物作りには今の何倍もの時間を掛けていた古墳時代。
寿命が延びて何でも便利に早く作れるようになった現代。
あくなきスピード化が進むこの時代、社会や自然への歪みを生んでしまうことは
避けられないと感じずにはおれません。
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