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町並み視察に出発

今日から二泊三日で岐阜、長野県の町並みの視察に出向いています。
朝、8時半に会社を出発し休憩を取りながら中央道中津川ICを降りて
妻籠宿に向かう予定でした。が、途中5kmほど寄り道するだけで
馬籠宿に寄れそうなので急遽視察地を追加。
山間の峠道を5kmほど走ると観光バスがたくさん止まる大きな駐車場に到着。
ここからは歩きとなります。非常に急な傾斜地にたくさんの宿が建ち並び
その殆どがお土産屋さんになっています。


ここは足の悪いお年寄りは行けないです。健脚でなければ途中リタイヤというほど
急坂です。写真では大したことないですが実際はかなりの勾配があります。

地場の特産品栗を使ったアイスクリームは飛ぶように売れ、
修学旅行生の行列ができています。食べると栗のつぶつぶが
中に入っていて食感もなかなか。でも300円と少しお高い。
観光地なのでこのくらいの価格でもOKなんでしょう。

このあと峠を越えて妻籠に向かいます。
道はワインディングの急なくだりが永遠と続きます。
ようやく大きな平坦道に出たとたん一旦停止をきちんとしなかったと
いうことで警官に笛を吹かれてしまいました。
免許証を見せろといわれ、無事故無違反2年以上の実績が飛んだ!
と思いきや「あなたはゆっくり走って側道確認していたから今回は注意のみ!」
「悪質なドライバーを捕まえることが仕事だから、気をつけていってください。」
ですって。ラッキーまけてもらいました。最近まけてくれる警官がいない。
見るからに田舎の人のよさそうなおまわりさんでした。
和泉ナンバーですから大阪から来た道を知らない旅行者に見えたのでしょう。
ほんとこのおまわりさんには感謝です。
その後はさらなる安全運転を心がけて妻籠に到着。こちらは比較的平坦。
お年寄りも歩きが可能です。


すっごい規模で江戸時代の建物が残っています。おしむらくはアスファルトの舗装でしょうか。
村の人間以外の所有者はいないとのこと。売らない、貸さない、つぶさないの
三原則が徹底されています。本物ですわこれは。
途中、おやきのお店に入り、なすの油炒め入りとくるみ味を頼んで食べ、ご主人に
町のことをきかせていただきました。上記三原則が徹底しているので住民は
みな保存に協力的。その反面規制が厳しすぎるので潤っているお店は限られている。
観光客相手だけで食っていけないので他の仕事もしながら生計を立てている状況らしい。
しかも店の前にはものは出さない置かない、呼び込みは一切やってはいけないなど
昔の空気感をそのまま出して商売っ気をわざと消しています。これも馬籠とは
異なります。ここまで徹底しているところは珍しいですね。
ある意味いろんないにしえの景勝地は全国にありますが唯一無二のエリアだと思います。
観光客を誘致しながら積極的に商売をさせず雰囲気を残している妻籠 。
所有者の気概を感じずにはおれないです。

障子もPOPになるの例。風情を醸し出します。

お昼寝中の猫。さすってやると「ニャーッ」。
人なつっこい猫も観光客を出迎えてくれます。すごくいい雰囲気で癒されます。
このあとは小布施に入り、明日は小布施で一日視察です。

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