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旧店舗の視察に

旧店舗サカミセの修繕計画を少しずつ進めています。文化財としての歴史的価値を
残しながらお店を誘致しないと次の修繕費が出てきません。床を掘ったらわんさかと
金品が湧いてくるわけもなく、将来に向かってこの景観を残していくには
有効活用が必須です。朝から建築士の先生のご紹介で大阪ミナミで洋食屋さんを
展開している社長様と会いました。建物視察と高野街道の今後の方向性などお話
させてもらいましたが店舗誘致できるのがまだだいぶ先の話。うまくいっても
3年後くらいになります。活用方法についてはいろんなパターンを想定して
ベストな形で誘致していきたい。だから計画は今からでちょーどイイです。
この社長様、年齢を聞くと同い年。昭和39年生まれです。
趣味がサーフィン、ゴルフ、アウトドアらしく日焼けした男前の社長様でした。
ミナミで飲食展開するとなると営利がどうしてもメインになりがちですが、
やみくもに走っておられるのでなく、鋭い洞察力としっかりした考えには
ある意味共感を覚えました。私はどちらかというと儲けはほどほどでいい。
老舗ならではの土地の必然企業を目指しているので真逆な考え。
でも私のような考え方をすべての企業が目指せば日本の経済発展はなくなるでしょう。
生き残る者がいれば淘汰される者もいる。これが資本主義なのだから。
そっちのフィールドで勝負する人は戦に勝って大きな利益を得ればいいのです。
ただ酒蔵の周りは静かな住宅地。ここは落ち着いた雰囲気の町並みを残して
いきたいし、住民もそれを望んでいるはず。
駅前とちがって営利追求できるエリアではない。
これを理解して入ってくれるお店が見つかるか。ここが一番重要になるでしょう。

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