御来店客増加で感じること

酒粕の限定販売やお歳暮やら搾りたて生酒の解禁やらで
今日も店頭にたくさんのお客様がお見えになられた。
12月の週末は特にすごいことになる。まして日曜日は
従業員が休みで我々家族だけで接客をすることになり
時にはお客様を待たせることにもなってしまいます。

酒蔵だから製造元直売だからということで安売りをするわけでなく
逆に定価販売しなければ今までお世話になってきた
小売店様とご縁が切れてしまいます。
それでも年々店頭販売のお客様が増え続けているのは
地元の酒屋さんがどんどん減り続け、量販店が中心になり
しっかり説明してくれるお店が身近にないのが原因かと
思っています。実際接客をしていて思うのは
ご来店されるお客様の半分以上の方がどれを買ったらいいかの
アドバイスを求めてこられます。
数ある品から予算面、酒質面、料理との相性面など
最適なものを進めてほしいというのを強く感じます。
なのでしっかりと説明しお奨めするとまたご来店されます。

これはネット販売ではできないサービス。
SNSなど流行していて実際私も使っていますが
最終的に一番強いのは目を見ながら言葉のキャッチボールをやって
大きな声でお礼をいう。これに勝るものはない。
SNSは一時的に大量の人を集めることができますが去って行く人も多い。
最初のきっかけとしては大いに利用できますが、
その後のお客様のハートをつかむのは実践のサービスに起因しますね。
結局いつの時代も原点は同じなんでしょうね。

従業員の接客サービス向上にもっと力を入れていこうと思います。