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被災地大槌町の蔵元にお見舞い

先般大槌町の酒蔵が甚大な被害といいますか壊滅に近い状態になってしまって
いることをご紹介しました。大槌町を支援する市の同業者としてお見舞いと
支援がしたくて岩手県酒造組合に現在の状況をお聞きしました。そして会社として
応援したい旨を説明しましたらご連絡先を教えてくれました。
大変な時期とは思いながらもまたお節介になるかもしれないと思いながらも、
電話を入れみました。いきなり聞いたこともない大阪の酒蔵からの突然の電話で
驚かれていましたが上記内容をお伝えしたところ、まだ何もさせてもらってない
のにお礼のお言葉を頂戴し、逆に恐縮してしまいました。

年齢が私より一つ若く、学年でいうと同級の方でこの業界ではまだまだ若い蔵主様
でした。ただご支援の申し出をしても、今は全くなにも残っておらず復建をしたいと
という気持ちにやっとなられたばかりで、それに向けての設計図は真っ白な段階。
何を支援してもらうべきなのかもまだわからない状況で、しかも従業員の家族が多数
亡くなられているとのこと。たとえ会社が今すぐ立ち上がったとしても呼び戻せる時期ではない
ということでした。しばらくはゆっくりと復建のストーリーとして何ができるのかを考え、
時期が来たら支援を依頼させてもらいますということでした。

今となっては言えますが、私も会社を立て直すのに人一倍どころか数十倍の苦労をしてきた
自負がありましたが、それどころではないですこの状況は。私には商売の糧となる製造所は
普通にありますが赤武酒造さんは製造所が無くなってしまい、ご自身の自宅さえも
無くなってしまってます。つまりすべてが無(ゼロ)になってしまったんです。
この困難を一人の力で乗り越えるのは並大抵ではないです。

自分から望んだ境遇ではなく、誰も予測しえない未曾有の天災に遭われた訳で
被災企業に対する協力を申し出る人もたくさんいるかと思います。
日本人としての支え合う気持ちに甘えてもらって時間は掛かると思いますが
小さいところから復建を目指して頑張ってほしいと思います。私もその一助に
なれればと思うばかりです。

このブログを読まれた方は是非とも12日の酒蔵震災復興イベントに参加いただき
岩手の産品をいっぱい買って経済的な協力をお願いします。これとは別に弊社の商品
売り上げの収益についてできる範囲内で赤武酒造さんへ直接支援したいと思います。

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