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金沢視察二日目

視察二日目、金沢駅でモーニングを食したあと、金沢大野こまちなみ探訪に出かける。
ここは醤油蔵の再生物件を視察するのですが、非常に入り組んだところなので
地元民でないと短時間に見て回ることは難しい。うちのメンバーが事前に観光ボランティア
に案内をお願いしていたので迷うことなく目的地へ。

最初に訪れたのは紺市醤油のもろみ蔵ギャラリーです。
行政の支援を得ることなくボランティアの協力で蔵の再生を市民で行ないました。
この地区の再生プロジェクトのきっかけとなった蔵です。この成功事例があり
他の醤油蔵への修景補助金がおりたようです。
社長さんのお話しは非常に参考になります。
ここはうちの進むべき姿を反映しているように感じます。
また最近あちらこちらで醤油ソフトなるものが売られていますが
ここが醤油ソフトの発祥の地でこれを食べるためにここへ訪れる方も多いとか。
みんなでいただきましたがなるほどソフトクリームが醤油の香りがして
おいしかったです。
同じエリアに24もの蔵元が軒を連ねる景観が残っているのですが
実際に醸造しているのは五分の一程度になっているそうです。
次はその中でも大手のヤマト醤油に向かいました。


蔵見学、料理教室、お土産売り場、そしてカフェとすべて揃っている蔵でした。
どうですこのカフェ、お洒落でしょ。バーカウンターもあり、しかもプロジェクターと
大型スクリーンも常設してあります。床を見るとこんな感じになっています。


木をコンクリートで埋め込んでします。歩くと足に優しい。
ただ、これメンテナンスが大変でしょうね。
ここは海外への輸出も積極的で商いも大きそうな蔵。資本力が
違います。私のような小さな蔵ではあまり参考にならないような。
この後、金沢市街地に戻り、国際交流サロンにいきます。
かつて石川銀行の頭取が所有した大正に建てられた立派な日本家屋。
永江統括にお話をお聞きしました。
いろんな企業に所有権移転がされてきましたが最後に県が買い取ったとのこと。


蔵は一年以上先まで予約でいっぱいのアートギャラリーです。
無料で借りられます。住居に使われていた部分もこのギャラリーで
展示された作品の中で和室、広間に合うモノはそのまま継続して
展示されるので余計に人気があるようです。
建物の視察だけでなく酒蔵の利用方法のネタもいろいろとアドバイス
いただきましたので今後の参考になりました。
そうこうしていると天候が急変してきたのでお土産を買って帰途に就きました。
すごく充実した二日間。しかも実際に関わってこられた方々の生のお声を
聞けたのが良かった。立地条件や生業など個々に違った条件の中で
成功されています。すべてをコピーするなどできっこないので
上手くつまみ食いをして生かせいければと感じました。

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