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2011-10

栗酒饅頭の販売開始

毎年秋から販売しています酒饅頭ですが、明日より今季の販売を
開始いたします。毎週土曜日のみとなっておりますのでよろしく
お願いします。蒸したてをご提供いたしますのでご利用ください。

販売所は午前10時〜午後5時までとなっておりますが、当日分が
売り切れ次第終了となります。

精米始まる

自家精米にこだわる弊社では酒造好適米を自社で精米します。
兵庫の山田錦が早速入荷し本日より精米が始まりました。
機械の音が鳴りっぱなしになるといよいよ酒造りが始まったと
体が自然に反応します。


蔵の駐車場では醸造用品
の洗濯物でいっぱいとなりました。

今はとにかく道具の蔵出しと準備に追われています。

蔵人がやってきました。

今年も岩手県から3人の蔵人がやってきました。
震災があって放射能被害があって東北は大変なことに
なりましたが、蔵人達は変わることなく今年も天野酒を
醸してくれます。いよいよ酒蔵も繁忙期に入りました。

今晩はささやかながらすき焼きで歓迎会を行いました。
今季も怪我のないように半年間頑張って参ります。

創業家の勘違い

某製紙メーカーの御曹司が数十億円を会社から無金利で借りて
問題になっていますね。金額は半端なじゃないです。特捜部が
動くと聞いて、必死で親族が有価証券を会社に提供し、会社に
被害が出ないようにもみ消しています。家族内で背任容疑で
起訴されれば一生消えない汚点を生むからだと思います。
特捜部は基本的には起訴できない事件には手を出さないです。
動き出すと言うことは十中八九起訴されると思うのが普通です。

創業家の孫らしいですが日本一のT大学を卒業後、
若くして社長に就き、ラスベガスやマカオで遊んで負った
大やけどの借金との報道がされています。
製紙業界では歴史のある会社だと思いますが、老舗と言われる
までの過程を今まさに彷徨っている時期だと感じました。
こういった金銭感覚の間違った経営者の時代もあり、また保守的な
経営者が現れて、紆余曲折を乗り越えて100年以上続けば老舗
の風格も出てくるのでしょうね。
といいますかこの製紙会社クラスの規模ですと老舗ではなく
長寿企業という言い方の方がいいでしょうね。現経営者も
同族以外の人間がやっているようですし。こうなると
利益重視のまさに資本主義に埋もれた拡大成長路線だけが
会社の目指すものとなっていくはずです。つまり暖簾はなくなっています。
偉そうなことを書いてますが、火の粉をかぶった身としては
どっかで聞いたような話で心が痛みますわ。

古い会社ほど周りからちやほやされて裸の王様状態になり
金銭感覚と客観性を失っていくものでそれに気付かないのです。
経営者は真横できついアドバイスをしてくれる番頭を持つ勇気
も必要ですよ。

 

古代米酒粕を使った焼きドーナツ


今週日曜日に酒蔵どおりで開催される『おかしなつどい』に出店予定の
地元の洋菓子店『バンフ』さんがご来店され、販売予定の古代米酒粕
を使った焼きドーナツをいただきました。生地に古代米の米粒が独特の
食感を生んでいて私個人としてはすごくおいしかったです。ただ食感と
いうのは好き嫌いがありますので評価の分かれるところでしょうか。
バンフ以外にも9店舗が出店し、地元食材を使ったお菓子を即売して
くれますので乞うご期待です。

地元古代米のできは・・・

今日は地元高向地区の古代米のサンプルをもらってきました。
早速、千粒重を計ってみましたら大阪府大産と同じ19g。
初めての試みとしては上出来かと思います。

刈り取った圃場を見ると株からまた自然に次の稲穂が育って
います。すごい生命力です。すでに実もついていて
もう一回収穫できそうなほどです。
来年はもう少し収量を上げれるように株数も増やして
いく方向で検討中です。
この高向地区は遣隋使としてはじめて大陸に渡った
高向玄理(タカムコノクロマロ)の生誕地とされており、
町おこしとして最近注目を浴びているところです。
酒蔵ではこの古代米を使って大福餅の開発を考えています。
大阪駿河屋さんとのコラボになりますが、栗(マロン)を入れて
『くろまろん』の名前で販売予定。デビューはまだ試作段階なので
年内を目標にしているところです。
お酒以外での利用用途が増えていけばさらに作付面積も
増えていくことになり、地域に貢献できるのではないかと
期待しています。

高野街道まつりが開催されます。

来週23日(日)に河内長野駅と三日市町駅を結ぶ高野街道界隈で
お祭りが開催されます。酒蔵どおりでは歩行者天国にして和洋菓子店
10店舗集結。こだわりのお菓子の出張販売を行います。酒蔵駐車場
ではおでん、豚まん、酒饅頭の販売と生酒の直詰め販売を行います。
午前10時から午後4時までで雨天決行となっています。
ご家族連れでお越しください。ご来場お待ちしております。

古代米の千粒重

米の善し悪しの判断に使われるものに千粒重(せんりゅうじゅう)という
ものがあります。字の如く米粒千個の重量です。
飯米のコシヒカリで22g位、上質の酒造好適米山田錦で28g位と言われて
います。先日大阪府大の古代米アサムラサキの収穫が終わり脱穀されたもの
つまり玄米状態のサンプルをもらってきたので計ってみたところ19gでした。
  

かなり小粒です。
ただ、昨年ほどの高温障害が出ていないので色はかなり黒い。
アントシアニン豊富な米に仕上がっているかと思われます。
明日は地元高向地区の古代米を採取します。
各エリアの大きさをデータ保存していく予定。

米粒の数える方法ですが、一個ずつ
千個数えていると日が暮れます。こんな便利な道具があります。
スマートボールのように米粒の穴があり、そこに落ちた米粒以外を斜めに
してふるいに掛けます。一回で100個載るので10回やれば1000粒と
なります。

報道ステーションにて

昨晩いつもどおり報道ステーションを見ていると、
スポーツコーナーでいきなりなでしこジャパンの
阪口選手の特集がはじまりました。おもわずカメラで
撮ってしまいました。
おしゃれ番長の川澄選手や澤選手が取りざたされますが
なでしこの隠れたキープレイヤーとして絶賛されています。
実はすごい選手です。キーパーまでできるマルチプレイヤー
のようです。
 

木製ベンチを制作

森林組合の御協力で材料をやすく提供いただき、町会の有志で
木製ベンチを5脚作りました。市内外からの観光される方へ
酒蔵どおりで休憩していただければというおもてなしです。
後日さらに5脚制作し、10脚を登録文化財の軒下に置いてあり
ますので酒蔵どおりにお越しの方はご自由にお使いください。

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