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2013-01

観光写真コンクール審査会

河内長野市の観光写真審査会に出席しました。
昨年夏にすごい虹の写真が撮れたので本当はその評価をしてもらいたい
くらいなのですが、審査員自らは問題あり。ということで厳選に審査し
天野酒賞を決めてきました。審査選定の基準がどうもあいまいに
思うのは私だけではないと思いますがカメラ誌のコンクールほど
厳しくするのもおかしいし、そのへんのファジーさがまたいいのかも
しれないのか。良しとしておきましょう。
来月初旬に表彰式があるのでこの段階で受賞作品のことを書くことは
できませんがハイレベルの写真もあればどう見てもピンボケ写真もあり
ました。自分が写真を趣味にしているため好きな撮り方があって
ついつい同じような構図写真を選びがちですが、私はできるだけ
撮影者の撮っている姿を想像しながら見るようにしています。
何時間も待って最高の一瞬を捉えているような写真は非常に魅力的です。
傾向として春、秋の作品がどうしても多いですが夏、冬そして人の営みなどが
表現された写真がもっとエントリーしてくれればと期待してます。

成人の日、えら雪ですね。

朝起きたら雪がちらほら。気にすることなく出勤したら急に
牡丹雪が降り出しました。そしてあれよあれよいう間に積もりましたね。
今日は成人の日、新成人は晴れ着ですし大変でしょうね。でもこれくらの方が
思い出になったりします。無事式を終えた後は大人モードにスイッチを
切り替え人生の門出としてもらえればと思います。

自分の二十歳の時を少し思い出しました。
当時は大学生で毎日毎日テニスに明け暮れてました。
アルバイトもテニスのレッスンコーチをやらせてもらっていたので
テニス以外何もしてなかった。大学の講義にも殆ど出席せず
とにかくテニスをやってました。オトコ二十歳にもなると
女の子とも遊びたい、楽しいこといっぱいしたい時期ですが
自分よりテニスが上手い先輩を負かしたいの一心で人が遊んでいる
時間もコートに立ってラケットを振っていました。
それもこれもテニスを始めたのが大学に入ってからだったから。
高校からの経験者には試合で当たるとなかなか勝てなかった。
でも毎日毎日練習していると時々勝てるようになってきた。
結果が出るようになってきた。
追う立場って失うモノが何も無く楽しくなってくる。
あるダブルス大会で2回戦でシード組と当たった。
自分でも信じられないほどのスーパーショットが次から次と決まり
シード組は圧倒され気持ちで完全にリード。大金星となった。

社会人になったときに学生時代に留学したり資格取ったりもっといろんな経験をすれば
良かったと後悔もあったが、今となっては後からでもできることは
後でいい。そのときにしかできないことってある。
それが私にとってはテニスだったのか。
地道にコツコツを積み重ねてできるだけ良い結果につなげる。
今もこの気持ちは生きているかな。

酒粕だけは絶好調、でも・・・

地元で天野酒をたくさん売っていただいている酒屋さんで
地球屋さんというお店があります。こちらのお店で酒粕に
貼ってあるPOPがすばらしいのでご紹介したいと思います。

お一人様一個の文言ではなく
「酒粕は天野酒の副産物。皆さんがたくさんもっと天野酒を
飲んでくだされば酒粕も増えます。」のくだり。

そうなんです。うちの会社は酒粕屋ではないのです。造り酒屋なんです。
お酒がメインであってその結果として酒粕が生まれてくるのです。
酒粕の効能はすばらしいですが、酒粕ばかり食べていただいても
酒粕は新しくは出てこないのです。是非液体の方をしっかりと
呑んでいただきたい。切実です。

世の若者に「和」がブームのあらわれ

日本経済新聞の記事に京都で和婚がなぜブームなのか
出てました。海外挙式の中心は20代が中心だが社寺で
式を挙げられる方の中心は30代が中心とか。
以下記事転載

紋付き羽織はかまの新郎と、色打ち掛けの新婦に続き、重要文化財の細殿へ。
祝詞奏上、三三九度、指輪交換が、雅楽の生演奏の中で執り行われる。
神職の先導で、普段は入れない本殿も参拝。
張り切って着物姿で参列した友人たちは大はしゃぎだ。

確かに巷でも京都に限らず近隣の社寺で挙式を挙げる人の話を
よく聞く。私の世代では結婚式場でゴンドラに載って登場なんていう
派手な演出が多かったが最近はしっとり系が流行っているようです。
どうも最近の20代~30代は本物志向でキャワウィ~よりも
しっとり大人で綺麗なイメージを好むのでしょうか。
それと晩婚化が進んでいるのも理由にあげられています。
それより何より日本人なら日本人らしいものにあこがれて
それに価値を感じること自体が私としてはうれしい。
食文化ももっと和食化が進んで、お菓子も和菓子が見直されて
ついでにお酒も日本酒という流れがもっともっと20代、30代に
支持されるようになればと期待をしてしまいます。

地元からJリーガーが誕生

今日はお約束で午後から散髪に行ったのですが、マスターの
情報によるとうちの町会からJリーガーが誕生したとのこと。
チームはJ2リーグ松本山雅らしい。
帰ってネットで調べたら本当でした。
現在、興国高校サッカー部キャプテンの和田選手です。
しかも長野FCという地元のサッカーチームから初のJリーガー誕生です。
今後の活躍を応援しながら見守っていきたいと思います。

サッカーは今や野球を抜いて競技人口が多いスポーツ。
一流選手になるにはそれはそれは大変な努力と生まれもったセンスが
必要とされる。怪我をしようものならライバルに席を取られる
サバイバルの世界です。傍からみて華やかな世界にいる人は
ほんの一部にすぎない。大変な苦労があろうかと思いますが
一歩一歩階段を駆け上がり地元のスターになってほしいです。

落ち着けそうです。

昨年末からずーっと、ずーっと続いてきた繁忙期が今日で
おおかた片付いた感じです。激しかった戎講の初売りイベントも終わり、
これでやっと正月を迎えられそうな気分に突入です。
とはいえ、明日以降も酒粕と濁り酒の配達や店頭での販売は相変わらず。
繁忙期であることは変わりない。まだまだ落ち着きませんが・・・。
私にとっては今月末が大晦日でしょうか。世間一般的に年末にやらなあかんことは
これからやるつもりです。
朝起きたら目がとろんとしていて変な二重。
明らかに疲労の色がうかがい知れる顔。
髪の毛も伸びてきて頭が膨らんできた。
まず第一弾は散髪かな。
髪の毛切って顔そりしてもらって男前に変身だ。

宵えびす初売り

朝6時半に出社。玄関を開けたとたんに3人玄関で並んでいた。
酒粕販売整理券をもらうために並ばれているのです。
そうこうしているうちに次から次と人が増え、配布になる午前8時には
店頭客溜りには人があふれかえった。結局整理券による販売は380番まで
いった。昨年は600番だったのでかなり少ない。やはり平日開催がゆえの人出の
少なさか。酒粕を買いに朝から行列ができるなんて異常な現象のように
思われますがこれもまた地元の風物詩になっているのです。

午後からは落ち着くので販売所を旧店舗軒下に移動し、酒粕やら酒饅頭やら
新酒の販売を夜まで行っています。明日は本えびす。長野戎神社へお越しの際は
酒蔵にもお立ち寄りください。神社からは100mほどの距離です。

食と酒のナビゲーターがご来社

2月7日オンエア予定の「ビーバップハイヒール」で天野酒の歴史が紹介
されますがその監修と番組内で解説される酒ジャーナリストの
山同敦子さんがご来社されました。全国の酒蔵めぐりをされている山同さんが
放送を前に是非とも酒蔵を見てみたいということで朝日放送を通じて
酒蔵見学の依頼があってのご来店。わざわざ東京からお越しになられました。

うちの蔵の進むべき方向性や酒造りのこと、金剛寺で作られていた僧房酒のこと
いろんなお話でもりあがり気がつけば2時間たっていました。
特に僧房酒を試飲されてカルチャーショックを受けられたようで
人工甘味料なしでどうしてこんなに甘い飲み物が作れるのか?日本の麹を
使った食文化はすごいと驚きの言葉連発でした。確かに昔の人は偉い。
世の中に甘い食品が殆ど無い時代に必死で編み出した製造方法だったであろう
ことは間違いない。今ではすべてが解析されていますが当時としては
先駆的、画期的な製造方法だったのではと思われる。
そのブランドを引き継がせてもらえることに重責を感じるばかりです。

山同さんからの心に残った言葉として「地元の人達が地元に日本の伝統的食文化
である酒蔵があることは地元民の誇りになっているんですよ。その職業を全うするのは
大変なことだけど選ぼうと思っても選べない職業です。
自信と責任を感じて今の酒造業を続けてください。」と。
これは効きましたね。

確かに最近多くの方から同じようなお言葉をいただくことがあり、
嬉しいけどあまり重くは受け止めてはいなかったです。
第三者から直接言われるとこの言葉の意味はかなり重い。
地元の方が誇りに思ってくれるブランドでありつづける・・・

難しいけど実は当たり前のことを当たり前の範囲でやっておけば自然と
形になっていくのかとも思います。この当たり前の範囲が大事なんでしょう。
地酒は地元を大事にする。背伸びは要らん。ハイヒールを履く必要も無い。
背伸びで長い距離は走れない。ハイヒールも長い距離は歩けない。
素足が一番いいんです。マイペースで長い距離を歩く。
隣の人とタイムを競い合う必要はない。
そんな身の丈経営が望ましいのだと。

いよいよにごり酒「金剛雪」が発売

明日9日より冬季限定にごり酒「金剛雪」が発売となります。
酒蔵の戎講初売りイベントでも販売いします。
発酵中のもろみがそのまま入ったにごり酒でプチプチ酸味と
甘みのバランスがついつい飲み過ぎてしまいます。
是非ご利用を!
720ml 1,200円税込  1,800ml 2,289円税込

明日から3学期

子供二人とも明日から3学期がスタートします。が、宿題に追われていて夜遅くまで
掛かっています。親として子供の勉強が全然見れないこの年末年始。自主性に頼るも
やはり小学生は遊びほうけてしまいます。この冬休みはどこにも連れて行けずただただ
会社の応接間に缶詰め状態だった子供たち。
申し訳ない気持ちもありますが酒蔵という稼業では仕方ない。
この道を継いだ暁にはスキーという娯楽は人生から消えていく。
クリスマスというイベントも消えていく。年末年始はひたすら働いて稼ぐ。
これが中小零細酒蔵です。
同業種でも従業員いっぱい抱えている大きなところの社長さんは
分業されていてもっとゆっくりしてるでしょうが、
うちらはそんなわけにはいきまへん。

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